自然の中で、街の中で、そして日々の生活の中で着られる、自由度の高い衣服がほしい。
そんな中で頭に浮かんだのは、かつて日本で広く普及していた労働着、もんぺです。
主に女性の野良着とされていたもんぺは大変動きやすく機能的で、造りにも無駄がありません。
そのもんぺの良いところをそのままに、現代の生活に合った形に見直しました。
年間通して着て頂ける一二スタンダードな「モンペズボン」
を紹介をします。
モンペズボンはゆったりした腰周りとマチが特徴的で、しゃがんだり開脚したりといった動きを妨げません。
またウエスト部分には高さがあり腹巻のようになっているため、前かがみになっても腰や下着が出る心配がなく、
腰の位置を上げ下げすることで違ったシルエットで穿くことができます。
パターンは同じ型の4枚の布を縫い合わせたシンプルな構造なので、前後を変えても穿くことが可能です。
モンペズボンの特徴的なウエスト部分は、ゆるめのシャーリング加工を何段も積み重ねることで「ゴムあがり実寸 64cm」から「ゴム伸ばし時最大134cm」まで伸び縮みすることができます。
これにより様々な体型に気持ちよくフィットする穿き心地を生み出しています。
また作業や運動の時によりしっかりと固定したい場合は、一二独自のゴムアジャスターで最適なサイズに調整することができます。
使い方
1. ゴムを最適な締め心地になるまで引っ張ります。
2. 革タブを片手に持ち、根元の輪の中に引っ張り出したゴムを通して下さい。タブによってゴムが抑えられて固定されます。
3. ゴムを緩める際は革タブをつまんで引っ張って下さい。
2型ともに内股はモンペ特有の大きな菱形のマチが入っており、足を動きやすくしています。
また縫い目はほつれにくく丈夫な折り伏せ縫いを用い、頑丈に仕上げてあります。
1. モンペズボンウエスト位置を常に下げて穿く方もいると思います。
その場合はこの部分にゴム通し穴がありますので、付属のゴム紐をこちらに付け替えて使用されることをおすすめします。
2. 片側に大きなポケットがあります。小さな内ポケットもついているので、携帯電話などをスマートに収めることができます。
3. 前後1ヶ所ずつ(計2カ所)水抜き穴があります。